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武家女人記

砂原浩太朗/著
著作者
砂原浩太朗/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2025年12月
ISBNコード
978-4-08-770017-6
(4-08-770017-8)
頁数・縦
253P 20cm
分類
文芸/日本文学 /歴史時代小説

価格¥1,800

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出版社からのコメント

江戸時代、さまざまな身の上を生きる武家の女性たちを、山本周五郎賞作家があざやかな筆致で描く、傑作時代小説集。馬廻りを務める高梨家の娘・織江は、縁談の話が来てもおかしくない年齢になっている。あるとき彼女は、城下のはずれで行われる荒神さまの祭礼に出かけるのだが、思わぬ事態になり……(「ぬばたま」)。茅乃の夫・保科定八は勘定方の下役頭を務めているが、このところ顔色が冴えない。ある日彼女は夫から、藩政に関わる一大事を知らされて……(「背中合わせ」)。中老を務める小野寺家に嫁いだ雪絵は、兄から若い長身の男を小者として抱えるよう頼まれる。この男の出現が、彼女に思いがけぬ影響を与えていく(「嵐」)ほか全七話。 収録作品ぬばたま/背中合わせ/嵐/緑雲の陰/深雪花/縄綯い/あねおとうと【著者略歴】砂原浩太朗(すなはら・こうたろう)1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年「いのちがけ」で第2回決戦!小説大賞を受賞。21年『高瀬庄左衛門御留書』で第9回野村胡堂文学賞、第15回舟橋聖一文学賞、第11回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『藩邸差配役日日控』『霜月記』『夜露がたり』『浅草寺子屋よろず暦』『雫峠』『烈風を斬れ』『冬と瓦礫』など。

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